2022/12/25(日)
「カラダの不調」と「内臓」の関係
身体の痛みと内臓の不調が関連しているのは、多くの方がなんとなく聞いたことがあるかと思います。
実はこのメカニズムを知っていると、ご自身の健康管理にも役に立ちます。
ここでカギになるのが「自律神経」です。
自律神経は私たちのからだ、特に内臓や血管を動かしている神経です。
からだの仕組みには筋肉や骨と、内臓には神経を通して密接に関係があります。
例として体性-内臓反射というものがあります。
体性(皮ふ、筋肉、筋膜、関節、骨、軟骨)の刺激が、自律神経に伝わって、内臓に影響が出る人体のしくみです。
カラダの組織が「歪み」「硬さ」「酸欠」などの悪い情報を感知すると、その情報は自律神経に伝わって内臓の働きを変化させるように命令します。
つまりカラダの「歪み」「硬さ」「酸欠」は自律神経を混乱させてしまうのです。
他にもいくつか種類があります。
・体性-体性反射
例えば、頭痛の原因が首の筋肉が硬くなって起こすもの。
・体性-内臓反射
例えば、肩こりがひどくなり過ぎて吐き気や食欲不振に陥るなど。
・内臓-内臓反射
例えば、血圧が高くなり、めまいや吐き気を出すなど。
・内臓-体性反射
例えば、心筋梗塞の際に、左腕に痛みが出たり、生理の時に腰痛が起こるなど。
他にもたくさんのケースがあります。
なので、腰痛や肩こり・膝の痛みに対しても、内臓の施術をする事が必要になってきます。
全身の繋がりは、筋膜、血管、神経など色々あり、痛みや不調の場所だけが、問題ではありません。
自律神経を乱す原因とは??
自律神経は「からだ」「こころ」「ライフスタイル」の3つが互いに関係し合って保たれています。
「こころ」が乱れると、例えば不安やイライラなどは自律神経を乱して体調が崩れます。
「ライフスタイル」の乱れ、例えば睡眠不足、職場環境や人間関係の変化によっても自律神経は乱れます。
当院では、全身の繋がりを検査し、その方にあった施術が可能です。
原因がよくわからない不調でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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